皆さんこんにちは、HANです!
今回はバイクの盗難保険Zutto Rideについて解説していきたいと思います。
つい先日、盗難保険の徹底比較を行いまして

やっぱりバイクの盗難保険はZutto Ride Clubが一番バランスが取れているし、補償内容も充実しているよな~
バイクの盗難保険を徹底比較から分かったことは、Zutto Rideが一番オススメだということでした。
- Zutto Ride Clubをオススメする理由
- Zutto Ride Clubのメリット・デメリット
- 補償額・保険料の料金例付き
- HPには載っていない質問を深堀り
ちなみに疑問点・不明だったところは全て電話で問い合わせて確認を行いました!
これからZutto Ride Clubへ加入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
Zutto Ride Clubをオススメする理由



バイクの盗難保険って結局どこに入るのが良いんだろう?
僕が個人的にオススメする盗難保険は以下の3つ。
加入すべき盗難保険
- Zutto Ride Club
- SBI「みんなのバイク保険」
- ハーレー盗難保険
メーカー系の盗難保険は補償内容は今一つなのでオススメしませんが、ハーレーだけは例外。
ハーレーの盗難保険はかなり条件が良かったので、車両が300万円を超えるなら迷わずそちらで契約するべきかと。
またSBIは料金の安さが売りですが、補償内容が充実していないところがネック。
総合的に考えるとZutto Ride Clubが一番バランスが取れていたので、盗難保険に加入するならここがベストです。
▼詳細は以下の記事で解説しているので、合わせて読んでいただけると深く理解できます。


Zutto Ride Clubとは



さっきから推しているZutto Ride Clubっていったい何よ?ちゃんとした会社なの??
会社名 | Zutto Ride 株式会社 |
本社 | 愛知県名古屋市中区千代田二丁目6番16号 |
資本金 | 9,800万円 |
設立 | 2011年4月1日 |
従業員数 | 60名 |
事業内容 | ロードサービス、盗難保険などの運営・企画 |
Zutto Ride Clubは創業されてから約20年と新しいですが、全国のバイクショップに6,000店以上も導入されている実績のある会社。
また各バイクメーカーにOEM供給をしているのもポイント。
それだけの評価を受けているということの表れでもありますね!
Zutto Ride Clubに加入するメリット
他の盗難保険と比べてZutto Ride Clubのメリットをお伝えしていきます。
加入しやすい
年齢による制限もなく、ほとんどバイクが加入できるのは嬉しいポイント。
(トライクやCBXシリーズは加入できません)
またいつでも加入したいときに加入できるのも大きな魅力。
他の盗難保険だと新車登録後1ヶ月以内など制限を設けているところもあるので、ここは大きな違いです。
パーツ盗難・カギ穴いたずらに対応
意外と侮れないのがこのパーツ盗難やカギ穴いたずら。
令和3年度のデータでは約1万件以上の被害が発生しています。
(バイクの他にも自動車を含みます)
これらの補償が付いている保険は少ないので、補償内容の充実度でいえばZutto Ride Clubが一番ですね。


▲パーツ盗難のデータはこちらに掲載
盗難による損壊時の条件がない
これもZutto Ride Clubの優れているところの1つ。
盗難後、損壊しているバイクが見つかった場合に修理費を支払うというものです。
他の盗難保険だと全損でないと補償金が出ないところがほとんどですが、こちらはどんな損傷具合でも支払ってくれます。
補償金がそもそも出ないところもあるので、付いていて損はないサービスですね。
補償金を支払うハードルが低め
ここはめちゃくちゃ重要なところなので、絶対に読んで欲しいです。
他の盗難保険はエンジンロックやホイールロックをしていないと補償金を支払わないことがあります。
しかしZutto Ride Clubではこうした条件は「一切設けていない」とのこと。
(☝電話にて確認したので間違いないです)
極端な話ですが出先の駐輪場に停めていて「キーロックを忘れていた」としても支払われます。
とはいえこれは極端な例なのであからさまに故意的なものは当然補償金は出ません。
常識の範囲内で起こった盗難において補償金が支払われるということなので、お間違えのないよう。
補償形態が現金
盗難後に支払われる補償として現金・再購入資金の2つである場合がほとんどです。
再購入資金は盗難にあった同じバイクを購入するための費用をサポートするものなので、補償金の使い道が限られてしまいます。
その点Zutto Ride Clubでは現金での支給になるので、その後はどう使おうと個人の自由です。
(一部、カギ穴補償に関しては修理販売店へ振り込まれます)
経過年数による減額率が緩やか
バイクの盗難保険は、購入からの経過年数によって補償額が下がるのと購入金額を100%補償する2つのタイプに分かれています。
Zutto Ride Clubは前者のタイプで、1年経過するごとに5%減額していくシステム。
なので購入金額を100%補償できるわけではありません。
しかし他社だと10%ずつ下がっていくことも多いので、経過年数と掛け金によってはかなりの負担額になります。
そう考えるとZutto Ride Clubはまだ良心的な盗難保険と言えますね。
自己負担額も少なめ
経過年数によって補償額が下がっていくタイプの盗難保険は、予め自己負担額(免責金額)の割合を定めているところがほとんど。
Zutto Ride Clubは補償金額の5%と決められています。
他社だと10%、もしくはそれ以上のところもあるので掛け金が大きいとそれだけ負担も増えてしまいます。
Zutto Ride Clubはどれだけ年数がたっても5%ままなので、負担が少ないのは嬉しいポイントですね。
実際に自己負担額の試算してみた料金例を載せてあるのでそちらもご覧ください!
Zutto Ride Clubに加入するデメリット
他の盗難保険と比べてZutto Ride Clubのデメリットをお伝えしていきます。
最大補償額が低い
Zutto Ride Clubの最大補償額は300万円まで。
一般にツーリング向けのバイクであれば十分に足りる金額だとは思いますが、YZF-R1MやNinja H2 CARBONなどのリッターSS系は確実に超えてきます。
なので購入金額を補償したいのであればあまりZutto Ride Clubの盗難保険はオススメできません。
他と比べて保険料が少し高い
保険料に関しては少し高いのが難点。
SBIやハーレーは購入金額の2%以下なのに対してZutto Ride Clubは約3.1%~8.8%になっています。
(☞掛け金が高ければ高いほど割安になるシステム)
カワサキやスズキの盗難保険でも2%強なので、そう考えると割高になってしまうことは否めません。
費用を抑えたい方にはあまりオススメはできないと思いました。


▲各社の保険料比較はこちらから!
継続更新による割引がない
これはどの盗難保険にも言えることですが、どれだけ継続して加入していても割引は一切ありません。
任意保険の等級と同じようなシステムではないのでご注意ください。
補償額・保険料の料金例
実際に僕が乗っているバイクで補償額と料金例を試算してみたいと思います!
(ちなみに購入から2年経過しています)
DUCATI Supersport S(’19)の場合
【補償対象額】
2,062,340円(購入価格) × 0.95 × 0.95
☞ 1,861,262円
▼盗難プラン190を選択した場合▼
【自己負担額】
1,861,262(補償対象額) × 0.05(免責割合)
☞ 93,063円
【保険料】
☞ 60,400円
ざっとこんな感じになりますね。
補償対象額の中に自己負担額が含まれているので僕の場合だと1,768,199円が実質的な補償金額となります。
▼表にまとめてみました!(全て購入から1年以上2年未満で計算)
バイク | 車両本体価格(税抜き) | 補償対象額 | 契約プラン(補償金額上限) | 自己負担額 | 補償金額 | 保険料(年会費) |
---|---|---|---|---|---|---|
Supersport S | 2,062,340 | 1,959,223 | 盗難200(2,000,000) | 97,961 | 1,861,262 | 63,000 |
Z900RS | 1,260,000 | 1,197,000 | 盗難120(1,200,000) | 59,850 | 1,137,150 | 40,000 |
SR400 | 550,000 | 522,500 | 盗難60(600,000) | 26,125 | 496,375 | 22,200 |
Reble250 | 545,000 | 517,750 | 盗難50(500,000) | 25,000 | 492,750 | 19,000 |
(自分のバイクは購入金額で計算)
僕が乗っているバイクの他にも各排気量で売上の良かったバイクを一例として載せています。
また契約プランですが必ずしも補償金額を上回る必要はありません。
多少であれば補償金額を下げて保険料を安くすることもできます。
(僕の場合だと盗難150まで選べました!それ以下は選択できない模様💦)
ぜひ参考までにご活用ください!
よくある質問をさらに深堀り
Zutto Ride ClubのHPにはよくある質問が掲載してあります。
それを読んでも分からなかった部分については全て電話にて確認を行いました。
よくある質問と合わせてご覧ください!
- 固着して外せないパーツとは?
-
ボルトなどで締められており、手で外すことのできないものが対象。
- パーツ代も補償対象額に含まれるか?
-
含まれる。ただし納車までに付け替えていることが条件。またそれらが分かる明細書も必要。
- パーツ盗難にあった場合の補償費について
-
純正部品代のみを支払う。社外品の場合でも純正部品代を超えて支払われることはない。
- 中途半端な金額を支払ったケースはある?
-
ほぼない。補償額の上限金額で支払っていることがほとんど。
- 盗難後、損壊しているバイクが見つかった場合
-
補償額の上限金額を限度に支払う。ただし警察に被害届を出していることが前提。
【まとめ】補償内容の充実度はZutto Rideが最強!
今回はバイクの盗難保険「Zutto Ride Club」について徹底的に解説しました。
先ほど挙げたようにZutto Ride Clubの一番のデメリットは
購入金額の約3~8%なので、他の盗難保険と比べるとどうしても目立ってしまう部分ではあります。
しかしながらZutto Ride Clubの最大の魅力は
Zutto Ride Clubのメリット!
- 加入のハードルが低い
- 補償内容が充実している
- 補償金額の支払いに条件がない
- 自己負担額が少なめ
パーツ盗難に対応していたり、ロックをし忘れていても補償の対象になるなど他の盗難保険にはないメリットがあります。
各社を比較した中では一番バランスが取れていると思ったので、加入を検討されている人はぜひ参考にしてみてくださいね♪