皆さんはツーリングに行く際、マップはどうしていますか??
紙派の方もいると思いますが、多くの方はスマホのナビを利用する方も多いのではないでしょうか。
しかし最近、スマートフォンのカメラ機能がおかしくなってしまったという話を耳にします。

こちらの記事でスマホが壊れないと書いていたのですが、ついに私のスマホもおかしくなってしまいました。
カメラが壊れるとどうなるのか

画像のようにものすごく暴れる(?)ような感じになります。
こうした故障は1度も起こったことがなかったので、「なんで今更?」と思いました(笑)
急に壊れるのも不思議な話ですが、故障の原因かもしれない気づきがあったので、そのあたりも詳しく書いていこうと思います。
使っていたスマホホルダー

モトコルセが販売しているものを使っています。
ちなみに振動を吸収するダンパー等は一切入ってないです。
(現在は廃盤となり生産終了)
使用条件をまとめると
- バイクは2気筒
- ハンドルバーではなく鍵穴近くに固定
- スマホはiPhone XR
- ツーリングの際は常時セット
これらの条件で1年半ほど走りましたが、カメラ機能がおかしくなったことは一度もありませんでした。
もしかすると1年半も持ったのは私だけかもしれないので、上記の使用条件を1個1個、検証してみたいと思います。
壊れた原因究明
気筒数によって壊れる?壊れない?
バイクの気筒数はあまり関係ないと思います。
基本的には気筒数が増えれば増えるほど振動はマシになります。
しかし単気筒だから壊れる、4気筒だから壊れないというのは少し違うと思います。
バイク仲間の1人が4気筒のバイクに乗っているのですが、ホルダーにスマホを付けて数週間後、カメラ機能がおかしくなったとのことです。
また別の方で2気筒のバイクに乗っている方もいるのですが、同じような症状になったとのことです。
なのであまり気筒数によって壊れるというのはないと思います。
取付位置によって壊れる?壊れない?
バーハン・セパハンどちらにしてもハンドル周りに付けると振動の影響は受けやすいです。
先ほどのお二方はハンドル周りに取り付けて壊れたそうです。
それも取り付けてから数週間後なので、壊れやすいのかもしれないですね。
その点、私のホルダーは鍵穴近くに固定したいたので、まだマシだったのかなと考えています。
アイドリング時にホルダーに触れてみましたが、確かに振動は少ないように思いました。
なので、取付位置によっては壊れるまでの期間が多少延びるといった感じだと思います。
スマートフォンによって壊れる?壊れない?
これはiPhoneに限った話ですが、バイクにiPhoneを搭載することを推奨しないとAppleが発表しています。
高出力または大排気量のオートバイのエンジンは、振幅の大きい激しい振動を生じ、シャーシやハンドルを通じて伝わります。高出力または大排気量のエンジンを搭載したオートバイは、特定の周波数範囲で振幅の大きい振動を生じるため、そうしたオートバイに iPhone を取り付けることは推奨されません。原動機付自転車やスクーターなど、低排気量のバイクや電気エンジンを搭載したバイクに iPhone を取り付けた場合、振動の振幅は比較的小さくなる場合がありますが、iPhone 本体や OIS/AF システムの損傷のリスクを軽減するため、防振マウントの使用をおすすめします。また、損傷のリスクをさらに回避できるよう、長期にわたる常用は控えた方がよいでしょう。
出典:Apple
iPhoneには手振れ補正機能(OIS/AF)が搭載されており、長時間の振動を受けると壊れる可能性があるとのことです。
中でもAF(オートフォーカス)が振動の影響を受けやすいのではないかと予測しています。
AF(正式にはクローズドループAF)機能はiPhone XS以降のモデルに搭載されており、私のiPhone XRは該当します。
また先ほどのお二方もiPhone 12だったため、壊れたのではないかと思います。
iPhone XSより前のモデルで試したことがないので、なんとも言えないですが、カメラの高性能化によって壊れやすくなっているのは間違いなさそうです。
常時セットで壊れる?壊れない?
大半の方が常時セットして走っていると思いますが、Appleの解説にある通り、長時間の振動は良くないと思います。
なので壊れるのはほぼ間違いないでしょう。
スマホホルダー自体に問題がある
スマホホルダー自体にも問題はあったと考えています。
モトコルセのスマホホルダーは振動を吸収する装置が付いていないので、ここも原因の1つだと思います。
実際にダンパー等が付いていないスマホホルダーを使ったバイク仲間のほとんどが、故障しています。
ということはダンパー付きのものを選んだほうがいい、ということが言えそうです。
しかし問題は
なぜ1年半もの間、故障しなかったのか
ということです。
普通に考えれば取り付けて数週間後には壊れていないと話の辻褄が合わないわけで…
1年半後に壊れるというのは期間も微妙ですし、なんとも不可解な話。
そこで変わったことがないか洗い出してみました。
故障の原因かもしれないこと
すり抜け走行しなくなった
今まで渋滞にハマった際はすり抜けをしていました。
なので比較的停まっている時間が短く、振動の影響を受けにくかったのかなと考えています。
しかし最近は安全運転を心がけるようにしているので、すり抜けすることを辞めました。
走っている時間よりもアイドリングの方が長くなり、その際の振動でスマートフォンが故障したのではないかと思っています。
取付の強度が緩くなっていた
このスマホホルダーの根元はボールジョイントになっており、その取付が緩んできたのかなとも考えています。

完全に締めるとこのスマホホルダーが可動しなくなるので、少し緩める必要がありました。
そのまま走っているとあらぬ方向に向いており、ゆるゆるの状態でした。
もしかするとそれで振動の影響を受けやすくなり、故障したのかもしれません。
タイヤ交換をした
これはおそらく故障と無関係だと思いますが、タイヤ交換をして数日後に故障したのは事実です。
使い込んだタイヤならまだしも、新品のタイヤと振動というのは、どう考えても結びつかないですよね。
まとめ~ホルダーを買うならダンパー付きのものを~
今回はスマホホルダーについてのお話でした。
急な出来事だったので不思議で仕方ないですが、自分なりに検証してみて
- 使うスマートフォンによっては故障しやすい
- スマホホルダーは振動を吸収するタイプでないと故障しやすい
この2点がはっきりと分かりました。
また私のスマホが1年半もの間、故障しなかったのは運が良かっただけだと思います。
すり抜け走行をしなくなったこと、取付強度が緩くなったこと等、原因を考えてみましたが、いずれも振動に直結していたとは言い切れない部分があるかと思います。
もし新たにスマホホルダーを買われるのであれば、ダンパー付きのものをおすすめします。
今回はこれで終わりたいと思います。
それでは👋