皆さん、こんにちは!
今日はバイクのシートカバーについてのお話です。
私のシートはすでに社外品のシートカバーを付けているのですが、使っているうちにボロボロになってきたので…

そうだ!純正に戻そう!
お気に入りだったのですが仕方ないので、純正に戻すことにいたしました(笑)
カスタムの定番とは言い難いので交換されている人は少ないとは思いますが、これからシートカバーの交換を考えておられる方はぜひ参考にしてみてくださいね。
道具は何を使うの??
必要なものは以下の4つです。
- タッカー
- タッカー針
- マイナスドライバー
- ガムテープ
知らない人もおられると思うので簡単に説明しておくと、タッカーとはホッチキスみたいなものです。


違いは「返し」がついているかですね。
タッカーは刺しっぱなしになりますが、ちゃんとすれば外れることはないので安心してください。
今回使うのがこちら☟


藤原産業さんが出している「SK11 パワフルハンドタッカー PT-1」です。
なんでこれにしたのかは後ほど説明します。
手順について


まずはマイナスドライバーを使ってタッカー針を外していきます。
タッカー針を外す工具も売っていますが、マイナスドライバーでも十分対応できます。




いわゆる「仮止め」です。
ものすごく古典的な方法ですが、仮止めぐらいであれば十分な働きをしてくれます(笑)
これをしておかないと中心がずれてしまうので、ある程度打つ位置を決めておきます。


前後とは画像でいうところの①②の部分です。
なんで真ん中を先にやってはいけないかと言うと、きれいに加工ができなくなるからです。
シートの真ん中はライダーが乗る位置なので、どのバイクのシートでもある程度へこんでいます。
へこんでいるということは、ちゃんと引っ張ってタッカーで止めないと、シートの真ん中に空洞ができてしまうのです。
ちゃんと引っ張るようにするためにも、先に前後を止めてしまおうというわけです。
その方法でやった結果がこちら☟





めっちゃ綺麗でしょ!?
(自分で言うなっ!(笑))
写真の通り、しわもなくきれいに仕上げることができました。
かかった時間は・・・
6時間でした(笑)



えっ、そんなにかかるの!?
あくまで凝り性の私がやったらの場合です。
タッカーの針って垂直に打たないと、針の足が曲がってしまったり、変な方向に刺さったりしてしまいます。
シート裏なので別に見える部分ではないんですが、細かいところが気になる私としては見過ごせなかったので、こんなに時間がかかってしまいました(笑)
見栄えを気にしない人であれば、多くても2時間以内でできると思います。
実はタッカーの針選びはとても重要
タッカーの針にはいくつか種類があり、選び間違うときれいにシート張りができなくなってしまいます。
おすすめはこちら☟


特に針の太さはかなり重要で1mm以下の針は貧弱で、打ってもあまり刺さらず頭の部分だけへこんでしまう(針がM字型に変形する)ことがありました。
で、最初の「なぜこのタッカーを選んだのか?」の回答ですが…
手動のタッカーで1mm以上の針が使える機種がこれしかなかったからです。
今回使ったタッカーは1.2mmの太さの針が使える機種です。
剛性が強いのでちゃんと奥まで刺さりました。
また場合によっては針足は短めのものにしたほうがいいです。
今回のタッカーについていた付属の針足は、実寸で8mmでした。


ですがこの付属の針でシートの薄い場所へ打つと、針の先が出てきてしまいます。
私の場合だと前の部分が薄かったので、ここだけ6mmの針を使って止めました。


8mmで一度試したのですが、ブスブスと刺されて痛かったです…(笑)
なのでシートに薄い部分がある場合は、2種類ほどタッカーの針を用意することをおすすめします。
まとめ ~意外と簡単にできる~
なかなか自分でシートを変える機会もないと思うので、DIYがてらにやってみてはいかがでしょうか?
シートって見た目だけでなく乗り心地にも影響するので、気になったものがあれば自分でやってみるのも楽しいですよ!
私みたいに異常なほどの凝り性でなければ、そんなに時間もかかりませんし、やったことない人でもできると思います。
今日はこの辺りで終わりたいと思います。
それでは👋