皆さん、こんにちは!
今日はバイクの装備についてのお話です。
クイックシフターについて、聞いたことはありますでしょうか?
ライダーの方なら一度は耳にしたことがあると思います。
実は私のバイクにもクイックシフターが付いており、これが付いていることで、だいぶ手や腕の疲労感がなくなりました。
今日のポイント
●付けてみたいけど悩んでいる
●クラッチ操作から解放されたい
●最新の機能が気になる
このようにお考えの方はぜひ見て行って下さいね。
そもそもクイックシフターとは?
クイックシフターとはクラッチ操作なしでギアを変えられるシステムのことです。
とは言っても発進する際はクラッチの操作が必要になります。
元々サーキット等でコンマ何秒を争う世界で使われるものですが、近年ではツーリングバイクにも標準搭載されているモデルが多くなってきました。
ブリッピングも自動で行ってくれるので、シフトダウン時もガクンッと前のめりになることもない、とても便利なアイテムです。
エンジンの回転数を調整してくれる機構のこと。
高回転時にいきなりシフトダウンをするとガクンと衝撃がありますが、そうならないように自動的に調整(ブリッピング)をしてくれる。
オートブリッパーともいう。
その分、お値段も高いのでできれば安くして欲しいんですけどね〜。
クイックシフターの搭載モデル
大型のスーパースポーツ系のバイクであれば、ほぼ全てのモデルに標準で付いていると思います。
小排気量のバイクでも近年ではオプションで付けられるようになっています。
例えばホンダのCBR250RR。
出典:Honda 二輪純正アクセサリー
25,000円ほどで付けられます。
出典:Kawasaki Ninja ZX-25R SE
こちらはカワサキのZX-25Rです。
上位モデルは標準搭載されていますが、通常のZX-25Rは付いていないみたいです。
オプションで40,000円と少し高めですね。
使ってみた感想
最大のメリットは疲労軽減
ドゥカティの前は国産のアメリカンに乗っていたのですが、クイックシフターが付いているのと付いていないのとでは、かなりの差があり、もう戻れないぐらいです(笑)
まず街乗りにおいては、存分に効果を発揮してくれます。
高速道路など信号のない道路では特にメリットを感じませんが、ストップ&ゴーを繰り返す街中では、むちゃくちゃ便利です。
左手のクラッチレバーを握らなくていいので、疲労がかなり軽減されます。
唯一握らないといけないのは、発進のときのみですが、走行中、一切握らなくてもいいというのは、ツーリング時には役立つなぁ~と感じました。
渋滞時はあまり変わらない
ただし渋滞にハマってしまうとクイックシフターは付いていないバイクと同じです。
時速10kmぐらいのゆっくりした状況だと、半クラを多用することがほとんどなので、ここではクイックシフターの出番はありません。
渋滞時で2速を使うこともないと思うので、当然っちゃ当然ですね。
あくまで街乗りにおいて効果を発揮する…といった感じですね。
たまにギア抜けする
またデメリットではないのですが、踏み込みが浅いとギア抜けしてしまうことがよくあります。
シフトアップ・ダウン時に、ギアの歯車がうまく噛み合わず、動力が伝わっていない状態。
2速と3速の間、3速と4速の間といったように、ギアとギアの間に歯車がある状態のことを言う。
ニュートラルと同じなので、乗り始めのころは、シフトアップ時に空ぶかしをしてしまうことがよくありました。
めちゃくちゃ焦ります(笑)
1個1個の動作を丁寧にやっていけば、うまくギアが入るので、慌てずしっかりとやるのがコツです。
緊急時にも役立つ
また峠道などスピードの出やすい場所でも案外、重宝しています。
峠道のカーブなどで曲がる際に、「ヤバい、スピード出しすぎた!」っていう状況があると思います。
普通のバイクなら
ブレーキング
↓
クラッチレバーを握る
↓
ギアペダルを操作
と3工程ありますが、クイックシフターがあると
ブレーキング
↓
ギアペダルを操作
1つの工程を飛ばして、曲がることができます。
何が言いたいかというと、たったコンマ数秒でも早く減速できれば、事故を防げるかもしれないということです。
ただしあくまで緊急時なので、多用できるものではないと思います。
故障とかはないの??
ニュートラルランプが勝手に点灯
私のドゥカティは納車してから1年半ほど経ちますが、1度だけおかしくなったことがあります。
普通に走っていたら

ん?(あれ今、4速…だよな??)
4速に入っているはずなのに、ニュートラルのランプが光っている…なんてことがありました。
(実際は4速です。)
メーターだけがおかしくなっていたみたいです。
クイックシフターが使えなくなる
またこの後に起こったことですが、ギアポジションが一切表示されない現象が起きました。
それだけなら良かったのですが、



あれ、クイックシフター使えねぇぞ!?
突然、クイックシフターも使えなくなりました。
普通にクラッチレバーを握ればギアチェンジはできました。
エンジンを切って再度、やってみるも効果なし・・・
数時間後には勝手に直り、それ以降は一切この現象は出なくなりました。
なんだったのか不思議ですが、おそらくセンサー系の異常かなと考えています。
とにかく修理行きにならなくてホッとしました(笑)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今日はクイックシフターについてのお話でした。
総評としてはクイックシフターがあったほうが便利ですし、ツーリングをメインに考えている方なら、おすすめできるアイテムかなぁ~と思います。
もちろんサーキットでも大いに活躍してくれることでしょう。
(私はやらないので分かりませんが笑)
メリットばかりのアイテムのように思えますが、扱っている感はやはり劣ります。
クイックシフターって結局オートマと同じなので、しっかりとバイクに乗ってガチャガチャ感を味わいたい人には向いていないかもしれません。
あっても損はないといった感じですね。
まとめとして
今回のまとめ
●手の疲労を軽減したい!
●街乗りをメインで考えている!
●年間を通してツーリングに行く!
こんな方におすすめのアイテムということで締めくくりたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
それでは👋