皆さんの愛車、カスタムはしていますか??
カスタムをしていると、ほかの人と被ってしまうこともあります。
「ちょっとでも人とは違うカスタムにしたい…」
そういうときは海外製品のパーツを使うのがおすすめ。
でも…

作りの精度はどうなんだろう??
よく海外部品って作りが雑なんて聞いたことあるかもしれません。
結論から言ってしまうなら、作りが雑な印象は受けました。
自分で加工しないとつけられない部品が多いなと感じました。
自分でカスタムするなら、間違いなく「made in japan」をおすすめします。
日本製の部品は作りがしっかりしているので、初心者でもつけやすいと思いました。
「それでも一度つけてみたい!」
そういう人に向けて、私のバイクを参考に解説していきたいと思います。
Ducati Super Sport S にカスタムをしているところ
私の愛車に3つほど、海外部品を付けています。
ちなみに加工・取り付けはお店にやってもらっていません。
すべて自分でやっています。
ミラーカバー


これは「BESTEM」のミラーカバーです。
表から見ると非常にカッコいいのですが…


こちらから見ると、かなり隙間が空いていることが分かります。
ハンドメイド感が満載で、ちょっぴり恥ずかしいです(笑)
アンダーカウル


こちらは「ILMBERGER」というところのブランドです。
遠目に見る分には問題ないですが、こちらも…


やっぱり隙間が出てしまいます。
それと後述しますが、ボルト穴も加工しています。
ボルトの穴がずれ過ぎていて、加工しないと全く取付できないレベルでした。
シートカウル


こちらはオークションで買ったので正確なブランドは分かりません。
これを販売しているのが「ILMBERGER」か「FULLSIX」だけなので、どちらかだと思います。
ネットで注文して箱を開封してみると…
「どうすれば取付できるんだ??」と思うぐらい、取付穴の位置が合っていませんでした。
そもそもボルトを挿入する角度がずれていました。
ボルトが真っすぐ入っていかないので、”少し作りが悪い”というレベルの話ではありませんでした。
どうやってつけたのか??
ミラーカバーは両面テープでつけています。
両面テープもデスク用ではなく、車用の強力なものを使っています。
アンダーカウルはボルト穴をやすりで削って余裕を持たせました。


写真は1か所ですが、ほかにも2,3か所加工しています。
またステップも社外品で干渉してしまうので、そこも削って加工しました。


シートカウルはボルトでの装着を諦めました。
シート本体にキリで穴をあけて、そこにネジで止めるように加工しました。


ちなみに部屋の中で削ることはおすすめしません。
壁と手と顔が真っ黒になります。
後片付けと掃除がめちゃくちゃ大変でした(笑)
(カーボンは自分で加工するもんじゃねぇわ…)
使ってて問題はないの??
ツーリングでの使用がメインですが、特に問題ありませんでした。
高速道路とかも走りましたが、ボルト類が緩んでいることもなかったです。
そもそも緩んできてたら問題ですけどね(笑)
何よりカッコいい!
海外製品のパーツはどちらかというとあまり有名ではないです。
なので、つけている人も少なくカスタムも被りにくいです。
クリアランスはともかく、ヨーロッパのバイクにはヨーロッパの部品が圧倒的に合います!
よりカッコよさに磨きがかかること間違いなしですね。
まとめ-自分でやってみるのありかも-
海外製品のパーツを買って分かったことは、全体的に加工の必要な部品が多いということです。
自分で加工するには手間と時間がかかってしまいます。
それに加工する工具も必要になるので、家に工具セットがない人は買いに行かないといけません。
お店にやってもらうのが一番早くて、確実だとは思います。
ただし工賃は取られてしまうので、安く上げたい人にはおすすめできません。
自分で加工してみて、とても勉強にはなりました。



中の部品ってこんな構造になっているんだ!
カウルを外してみて初めて分かったことです。
部品の加工・取り付けができるようになると、少しぐらいの修理はできそうな感じがします。
(もちろんプロ並みの腕前はないです笑)
「ちょっと興味あるし、自分でやってみようかな」とか
「工賃取られたくないしな~」
そんな方は簡単な加工から始めてみることをおすすめします。
自分の愛車を最高にカッコよくカスタマイズしましょう!