皆さん、こんにちは!
今回はダイネーゼのレザーパンツのサイズ感について解説したいと思います。
以前の記事でサイズを1つ落とす(44サイズ)と履けないと説明していたのですが、なんと履けることが判明しました!
しかし44サイズのレザーパンツを購入してツーリングに行ってみると、思わぬ不満点がいくつか出てきました😥
なので今回は私の経験を基に、ダイネーゼのレザーパンツのサイズ選びを解説していきたいと思います。
- 私と違うサイズでも分かるように相関差を出しています!
- ダイネーゼのレザーパンツをどう選べばいいのか分かる
- 小さめ(タイト)サイズを履きたい人に向けての注意点など
最後まで読んでいただくとこれらのことが分かるようになっています。
ツーリングでダイネーゼのレザーパンツを欲しいという人は、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
私の体型について
毎度のことながら、まずは私の体型から。
身長 | 170㎝ |
体重 | 52㎏ |
ウエスト | 73㎝ |
ヒップ | 82㎝ |
股下 | 80㎝ |
体系的にはかなり細身な方です。
これをダイネーゼのサイズチャートに当てはめていきます。
ちなみにダイネーゼのサイズチャートには、身長と体重の項目がないので省略します。
サイズチャートとの相関差
今回サイズの比較に使うのが44サイズと46サイズになるので、当てはめてみました。
相関差は私の体型から各サイズを足し引きした数値となります。
この相関差をご自身の体型に足し引きすることで、サイズを割り出せるというわけです。
まずは44サイズから☟
44サイズ | 私の体型 | 44サイズ | 相関差 |
---|---|---|---|
ウエスト | 73㎝ | 74-78㎝ | +1~5 |
ヒップ | 82㎝ | 88-92㎝ | +6~10 |
股下 | 80㎝ | 77-79㎝ | -3~-1 |
次に46サイズです☟
46サイズ | 私の体型 | 46サイズ | 相関差 |
---|---|---|---|
ウエスト | 73㎝ | 78-82㎝ | +5~9 |
ヒップ | 82㎝ | 92-96㎝ | +10~14 |
股下 | 80㎝ | 79-80㎝ | -1~0 |
だいたいこんな感じになりました。

ヒップ周りって数字で見るとだいぶ大きくない??
こうした疑問もあるかと思います。
レザーパンツは基本的にライディングポジションを基にして作られています。
数字上では大きく見えるかもしれませんが、バイクに跨るとちょうどいい感じになります。
詳しくは以下の記事でも紹介しているので、参考にしてみてください!


検証に使うのは「ALPHA PANTS」と「PONY3」
今回検証にするにあたって使うレザーパンツは以下の2つです。


「ALPHA LEATHER PANTS」と「PONY 3 PERF. LEATHER PANTS」の2種類です。
ALPHA PANTSが46サイズ、PONY3が44サイズとなります。
(名称がとても長いので省略させて頂きます…笑)
同じサイズでもPONY3は若干小さめに作られている点は注意してくださいね。
次に実際に履いてみます。
実際に着てみるとこんな感じ
実際に履いてみるとこんな感じになります。
まずは立ったままの状態から。




後ろからだとより分かりやすいです。




立ったままの状態では圧倒的に44サイズの方に軍配が上がります。
逆に46サイズはちょっとブカブカした感じになっていますね💦
次にバイクに跨ってみます。




バイクに跨るとどちらもそんなに差はないように見えます。
強いていうなら46サイズの方は若干、太もも周りに革の余りが見える程度です。
これを見る限りは



見た目の良い44サイズの方がいいんじゃないの??
サイズチャート上も44サイズの方がピッタリな印象は受けると思いますが、実はそうではないんです!
その理由を以下の項目で解説していきます。
【失敗談】タイトサイズにすると快適性が失われる
44サイズのPONY3を実際にツーリングで使ってみての不満点を説明していきますね。
便宜上、44サイズをタイトサイズ、46サイズをジャストサイズとさせて頂きます。
足つきがかなり悪くなる
まず1つ目に思ったのは、足つきがかなり悪くなるという点。
以下の写真をご覧ください。




44サイズの方はかかとが浮いてしまっている状態。
PONY3で跨ってみたとき「あ、これはちょっとヤバいかも…」と初めて思うほどでした。
股の部分には伸縮性のあるファブリック生地が使われていますが、ある程度までしか足を広げることができません。




この写真だと分かりやすいかもしれないですね。
46サイズは太ももやヒップ周りの革が少し余っているので、ここまで広げることが可能です。
しかし44サイズは革の余りが全くなくピチピチの状態なので、広げようにも広げられない状態です。
これらが相まって足つきを悪くしてしまっていると思われます。
バイクに跨りにくくなる
次はバイクに跨りにくくなるという点。
先ほども解説したように足を広げることが難しいので、バイクに跨る際も一苦労します。
試しにバイクに跨ってみました。




44サイズはかなり前傾にならないと、バイクに跨ることができません。
46サイズでも少し前傾にはなりますが、44サイズほどではないです。
普段は何も思わなかったのですが、坂道や足場が悪いと怖いと感じることがありました💦
ツーリング中に膝が痛くなってくる
上記2点は皆さんも買う前からある程度予想はできると思います。
一番の大誤算は、コレ!
長時間乗っていると膝が痛くなってくる😫
ここは考えてもいなかった点でした。
立ったままの状態では何もなかったのですが、バイクに跨ると膝部分が圧迫されるような感覚があります。
試着の段階では「まあ、大丈夫だろう・・・」と考えていたのですが、実際に乗ってみると結構痛い。
特にずっとライディング姿勢を取っている高速道路は最悪でした。
1時間もしないうちに痛くなってくるので、バイクに乗りながらも定期的に足を伸ばしたりしないと乗っていられないほどでした。
街乗りであれば信号待ちで足を伸ばすことになるので、多少マシなのかもしれません。
街乗りで試してみたところ膝が痛くなるような症状は出ませんでした!
見た目は悪くてもジャストサイズがおすすめ!
上記3点からタイトサイズは辞めておいた方がいい理由がお分かりいただけたと思います。
確かにタイトサイズの方が見た目は良いのですが、それに対するデメリットがあまりにも大きすぎます。
ツーリング中の快適さを重視するなら、ジャストサイズにするのをオススメします。
またダイネーゼのレザーパンツにはジャケットと連結できるファスナーが付いています。


この連結ファスナーを使うことで多少、革の余りがマシになります。
レザージャケットとレザーパンツを両方購入してみた方は、ぜひ試してみてください!
まとめ~快適さを重視するならジャストサイズで!~
今回はダイネーゼのレザーパンツのサイズ感について、失敗談を交えて解説させて頂きました。
体型による個人差は多少あると思いますが、タイトサイズの購入はあまりオススメしません。
長時間のライディングでは確実に不満点が出てきますし、またほとんどの方が「今後、タイトサイズは買わない」と言うと思います。
それぐらいタイトサイズにおける快適性はないと感じるほどでした。
(シルエット的にはタイトサイズの方が良いんですけどね~)
またダイネーゼのレザーパンツには連結ファスナーも付いており、それで多少の調整はできるので、快適さを求めるなら間違いなくジャストサイズにするべきです!
もし購入してみようかなと検討している方がいましたら、ぜひサイズチャートとの相関差も参考に使ってみてくださいね♪
今回はこの辺りで終わりたいと思います。
それでは👋